沖縄の方言で「ちむどんどん」=胸がドキドキわくわくする。「やちむん」=焼き物。
今回は、沖縄の風を感じることができる、やちむんのお店を取材させていただきました。
可愛い暖簾をくぐって・・・
お店に入ると、たくさんの器が並んでいます。
ご実家の一部をお店にされているので、ノスタルジックな雰囲気に器がとても映えていました。
入ってすぐの部屋には、沖縄を連想させるキレイなブルーの器や、可愛いストライプ柄の器が並んでいました。
奥の部屋には、重厚感のある大皿や全くテイストの違うポップな器が!
窓際には色とりどりの琉球グラスが!ちょうど日に照らされてキラキラ✨ととってもキレイ。
取材班2人とも一瞬でやちむんの虜になりました(*^-^*)
写真赤枠の器、こちらは登り窯で焼いた器です。
登り窯とは、【複数の窯室を丘などの傾斜面に階段状に築いた窯】のことで、こちらで焼かれた陶磁器は味わい深く風情があり、力強い作品になるのが魅力だそうです。
世界に一つだけの焼き物・・・
注文して仕入れる器も一部あるそうですが、ほとんどが店主自ら沖縄に行き、買い付けてきたこだわりのやちむんです。
個人で作られている作家さんが多く、一つ一つ丁寧に轆轤(ろくろ)を回し絵付けをされているので、同じ焼き物がなく世界に一つだけの焼き物。20工房程の作家さんの元を、一度の買い付けで2、3工房訪問し、実際手に取って一つ一つ大切に選んでおられます。
作家さんの思い、店主さんの思いを聞いてから器を見るとより一層魅力が増しますね✨
こちらの器、裏の土台に穴が開いていて紐を通すことができ壁かけできるようになっています。
「料理に使うだけでなく、こうして飾って楽しむこともできますよ」と教えてくださいました。とってもオシャレ(*´ω`)
器だけでなく、世界に一つだけの可愛いやちむんがたくさんありました。
器に興味がない方も、お店に来たらこの可愛さきっとハマります!!
おうち時間を充実に・・・
毎日使う物だからお気に入りの器でごはんを食べたいですね。
いつもの食事がより美味しく、楽しくなります!
大切な方への贈り物にも。
ラッピングも紅型(びんがた)で沖縄づくし✨もらった方も嬉しいですね!
💡陶器を使うときのポイント💡
人と人とのつながりを大事に・・・
沖縄が大好きでよく旅行に行っている店主さん。沖縄で有名な「やちむん市」に行った際、やちむんの魅力にハマりお店を始められました。
始めた当時は、買い付けの仕方、販売のノウハウなど何も分からなかったそうです。
業者の方に買い付けの仕方や窯元を教わったり、会いたい作家さんに直接アポを取ったりと試行錯誤しながら、「とりあえずやってみよう!行ってみよう!」の気持ちで始められました。
今では買い付けに行くだけでなく、作家さんと食事に行ったりと交流を深めてつながりを大事にされています。
また、このお仕事を始めて高校時代の同級生がまさかの沖縄で陶芸工房を営んでいることも知り、20年ぶりの再会を果たし交流が復活したそうです。
店名のとおり、ほのぼのと終始笑顔でとても丁寧に取材に対応してくださった店主さん。
店頭販売だけでなく、インスタグラムでの通信販売や和歌山市内でPOP UPストアに出展したりと積極的に活動されています。
今後は、つながりを大事に、もっともっとたくさんの方に「honobono」を知ってもらい、やちむんの魅力を広めていきたいとたくさんお話してくださいました。
10月には、開業5周年イベントとして、【コーヒーを楽しむうつわ展】を開催予定✨
200点ほどのマグカップが店内いっぱいに並ぶそうです☕
ぜひ、世界に一つだけのやちむんを見つけに来てみてくださいね。
基本情報
所在地 | 美浜町 |
業種 | 小売業・陶器 |
企業名 | honobono |
代表者名 | 青木 智与 |
住所 | (〒644-0041) 和歌山県日高郡美浜町田井566-1 |
電話 | 0738-22-1747 |
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